女性があなたに好意を抱く話の聞き方、そして会話が途切れないトークパターン3つを解説します。
彼女ができない男性を見ていて一番思うのは、話せば話すほど女性から嫌われているということ。
このことに、あなたは気づいていますか?
こんにちは。心理カウンセラー・アマヒコです。
2003年から男性向けの恋愛アドバイスをしています。
今回は、彼女の作り方の基本として、
- 話を聞いてるつもりでも、全然話が聞けていない男たちの勘違いポイント
- 女性があなたに好意を抱く、話の聞き方、話の弾ませ方
を、解説していこうと思います。
YouTubeでも解説しています。(ご覧の際には音量に注意いてください。)
まずは我慢して女性の話を聞くこと。
自分のことを伝えたい、自分のことを知って欲しいという気持ちは痛いほどわかる。
だけど、女性より先に話をしたり、女性よりたくさん話したり、自分のことをアレコレ伝えようとしているうちは彼女は作れません。
これは、実際の会話だけじゃなくて、LINEなどのツールでも同じ。
コミュニケーション能力がないわけではないけれど、なぜか彼女ができない、仲の良い女性に恵まれないと思っているあなたは、女性の話をぜんぜん聞けていないということを理解するべきです。
恋愛トークのテクニック、口説きのテクニックをすぐに知りたがり、今日からすぐに使いたがる男性はとても多いです。
でも、女性の話をまず聞くということを忘れている男性が多すぎます。
話を聞くことができない男性が、恋愛テクニック、心理テクニック、口説きのテクニックを使っても意味がないんです。
なぜなら、それらテクニックと、口のうまさは本当に関係がないから。
逆に、たくさんのことを話せず、口下手な人のほうが女性にモテます。
だって、女性の会話をだまって聞くことができるから。
いっぱい話せて、女性がうれしいから、喜ぶからです。
営業マンの話し方に例えてみると、よくわかる。
女性の話をまるで聞かず、自分のことばかり話す男性を、営業マンに置き換えるとすごくわかりやいと思います。
あなたの悩みも聞かず、あなたが何を解決しようとして、お店に足を運んだのかもほとんど聞かず、勝手に
「こういうことがしたんだろう?」
「きっとこれがほしんだろう?」
と、決めつけて、商品説明ばかりしてくる、商品を売り込んでくる営業マンっていますよね。
値引きしたり、メリットを伝えたり、保証期間を延長したり、いろいろ駆け引きして、どうにか買わせようという一方的な押し付け行為をしている。
商品のことばかり話す。
でも、売り込まれても人は欲しいと思わないから、売れない。
これって、自分のことを知って欲しくて、自分のことばかり女性に話す、男性と同じです。
女性にまったく好かれない。受け入れてもらえない。
なぜ嫌われているかもわからず、売れないままの状態(聞くことが大事だと気付けない状態)で、トップ営業マンが使うトークテクニックだけを知っても意味がありません。
恋愛だって同じ。
話を聞くという前提の中でこそ生きる、恋愛テクニック、心理テクニック、口説きのテクニックです。
それらテクニックと、口のうまさは本当に関係がないんですよね。
売れる営業マンも、まさにそう。
売りたい商品のこと、自分のこと、驚くほどしゃべらない。
相手にばかり話をさせている。何に困っているか?話をよく聞く。そしてよく売れる。
この理由は簡単です。
人は、自分の話を聞いてくれた相手のことを、信頼するからです。
自分のことをわかってくれた人だと、安心するからです。
だから心が動く、心を開く。信頼する。
だから、彼女ができないと悩んでいる男性は、まずは我慢してでもいいから、女性の話を聞くことです。
自分の言いたいこと、自分のこと知って欲しくて、自分のことを話したいのはわかるんですが、
- あなたの情報を彼女の中に入れるんじゃない。
- めちゃくちゃ話を聞いてくれたという、あなたに対する安心感で、いっぱいにしてあげる。
どちらのほうが、女心がとろけるか?
わかりますよね。
たくさんのことを話せず、口下手な人のほうが女性にモテます。
ペラペラペラペラ口達者な人がモテてるイメージがあるかと思いますが、タレントやYouTuberなど、スターの語る、かっこいいモテエピソードの見過ぎです。
我々は、スターではない。
勝手に女性が寄ってくる立場ではない。
女性の話をまず聞くことで信頼されるということなしに、恋愛関係に発展することはありえません。
まず聞くこと。それを忘れないでください。
女性が喜ぶトークパターン3つ。
次に、女性と会話が途切れない、トークパターン3つを解説します。
女性の話を聞くことが大前提ですから、そこだけは注意してください。
次の会話を彼女に振るまでワンセット。
会話は必ず、次の会話を彼女に振るまでをワンセットだと思ってください。
自分の言いたいことだけ言って終わるのはダメ。最悪。
これは、男性が一番苦手な会話パターンですね。
だからこそ、このやり方ができれば、女性は「めちゃくちゃ話しやすい」ってあなたのことを見直します。
例えば、女性から
「昨日渋谷に買い物行ってきた」
とか
「ひさびさにスタバ行ってきた」
って話を振られた時に、
ふーんとか、いいねとかで終わらせてしまったり、俺も先週いってきた!って自己アピールして会話が途切れてしまっている男性いませんか?
あなたはどうですか?
これだと、女性の方が、次の話のネタを提供しなくてはいけなくなって、あなたと会話するのが、ドンドンしんどくなってくる。
もう話したいと思わない。
だから、相手に気を遣わせないためにも、次の話は、あなたから振る。
へえ、渋谷のどこいったん?何かイベントとかあったっけ? とか、
スタバいいね!何飲んだの?季節限定のやつだろ?とか。
次の会話は、あなたが返す。
ここまでが会話のワンセットだと理解しておいてください。
ツッコんだり、サゲたり、教えたりせず必ず共感する。
彼女が欲しいのに、いつまでのできない男性、女性を遠のかせている男性は、女性と話す時やっちゃいけないことをしまくっています。
女性の話に、鋭く突っ込んだり、間違いをただしたり、意味ないでしょって下げてみたり、茶化したり。
別にあなたに答えなんて聞いていないのに、解説したり答え出ししようとしたりする。
あなたはしていませんか?
女性との会話で大事なことは、わかる〜、いいよね〜、さすがだよね〜、すごいね〜、って共感してあげること。
認めて、共感してあげれば、気持ち良くなってますます女性が話してくれるのに、なぜか、共感することを拒んでいる。
共感したらだめって言われてるのかな?って思うくらい、彼女がいない男性って、絶対に女性に共感しないし、認めない。
いったい、何と戦っているのかはわかりませんが、女性に対して、わからせよう、わからせようとするクセがある、そんな男性が多すぎます。
ちょっと厳しいことを言いますが、
- 女性となれあいはしない
- 女性と共感もできない
- 意味も目的もないゴールのない会話をそもそもしない
と決めているなら、恋愛や結婚を諦めてください。
女性と、連絡や事務的なやりとりはできても、女性と心を通わせるための会話ができない人なので、恋愛はそもそも無理です。(厳しくてすいません・・)
女性はあなたの家政婦でも、秘書でもありません。
人生のパートナーです。
その間違いに気づいて、彼女が欲しいと思うのであれば、女性に対してツッコんだり、サゲたり、茶化したりしないこと。
女性から聞かれてもいないことを、先生みたいに教えたりせず、必ず共感すること。
これを忘れないでください。
目線を合わせた問いかけをする(抽象度の話)。
次に、女性に対する上手な質問の投げかけ方、会話が続く、質問のやり方について解説します。
彼女がいない男性の質問って、とにかく目線が高い、ハードルが高くて、会話が途切れます。続きません。
例えばあなたは、女性に対して
- 趣味は何ですか?
- どんな男性が好きですか?
って質問、投げかけたことありますか?
これ、主語が大きすぎる。「おまえは何者ぞ?」って、大雑把に質問しているので、とても答えにくい、大きな質問内容なんですよね。
気づいていましたか?
そんな大それたことを聞いてるつもりがないって思っているから、女性があなたからの質問を嫌がる。
答えてくれない。
会話が続かないんです。
この質問のダメなポイントを専門的に言うと「抽象度が高い」と言います。
目線が高い、ハードルが高いと表現されることのほうが多いです。
抽象度って何かといえば、概念や情報を見るときの「視点の高さ」「捉え方の位置」のことです。
例えば、先ほどの質問を、抽象度を下げて言い換えるとするならば、あなたの趣味は何ですか?ではなくて、抽象度をさげて、休みの日とかにハマってることって何かありますか?って、質問してみる。
これだと、めちゃくちゃ答えやすいですよね。
どんな男性が好きですか?ではなくて、抽象度をさげ、彼氏にするなら、どれぐらいの頻度でLINEを返してくれる男性がいいですか?て、聞いてみる。目線を下げてみる。
めちゃくちゃ答えやすいですよね。
目線をグッと落として、テーマを少し絞った質問を投げかけると、誰でもめちゃくちゃ返しやすくなります。
でも、女性と会話が続かない男性、彼女ができない男性って、抽象度の高いことばかり、バンバン聞いていく。
嫌われたいのかな?言葉に詰まらせたいのかな?って心配になるくらい、誰だって答えづらい、大きなテーマの話をどんどん相手に投げている。
抽象度の高い質問が許される人って、相手に気を遣わなくていい立場の人、大抵は目上の人です。
社長が、あのプロジェクトどうなってる?って聞いてくるみたいな感じ。
抽象度の高い質問は、返すのにめちゃくちゃエネルギーが必要です。
だからこそ、女性に対する抽象度の高い質問は、本当に気をつけないと無視される。
「そんなこと聞くってお前、なにさまや」って、内心キレられる。
抽象度の概念がない人って、雑談の中にさえ、びっくりするぐらいハードルの高いことを平気で織り込んでくる。
物事の判断を、あいつ男だから、女性だから、という男女論で答えを出そうとしたり、若いから、もう歳だから、みたいな答えだしをしたりする。
すごく答えにくいし、この人は、いったい何を言ってるんだろう??って、会話してても正直しんどいです。
抽象度の高い質問は、答える内容にも気を遣いますし、答えに詰まります。
女性に対する上手な質問の投げかけ方、会話が続く、質問の仕方としては、何を聞くにしても、抽象度を下げる。目線を下げる。ハードルを下げる。
相手に気を遣わせないということを常に心がけてください。
女性が話しやすくするために自然体で会話する。
ここまでは、女性があなたに「好意を抱く」話の聞き方、会話が途切れないトークパターン3つを解説してきました。
最後に、今回の内容をどうやって使っていくか?取り組み方の部分について解説して、終わろうと思います。
ここまでお話しした
- 我慢して女性の話を聞くこと。
- 次の話を振るまでが会話のワンセットであること。
- 女性の会話に共感すること。
- 質問や会話内容で話す内容の抽象度を下げること。
この4つをいきなり全部取り組むと、あなた自身が混乱すると思います。
なのではまずは、あなたのできることから始めてみてください。
いきなり全部できなくても問題ないので、自然体で取り組むようにしてください。
ここまでの内容をミスせずやろうとするあまり、固くなってしまっては意味がありません。
女性も恋愛のプロではないので、あなたがすぐに取り返せば、ミスには気づかれません。
聞いてる内容のテーマが大きすぎたと感じたら、次の言葉で抽象度を下げればいい。
共感せずに茶化してしまったとか、めちゃくちゃ説明してしまったと感じたら、素直に「ごめん、ちょっと説明しすぎた。」とか「君と話すのがうれしくて、つい、茶化してしまったー」と、不愉快にさせてしまったことを詫びればいい。
自分のダメなことにちゃんと気づいて、素直に詫びることができるということは、男性としての魅力の1つにもなります。
一番ダメなことは、影響がないだろう、気づいていないだろうと思って、そのまま押し通すこと。
繰り返されば、あなたに対するマイナスポイントが、かさんでいき、そのうちまったく相手にされなくなります。
- なのでまずは、できることから、自然体で取り組む。
- やらかしてしまったと感じたら、すぐに謝って、正しい対応をする。
- 抽象度を下げて言い直す、共感していることを伝えるなどしてフォローする。
これを繰り返していくことで、女性との会話の経験値も上がっていきますし、女性に対する「向き合い方」そのものが、女性の好感度を上げていきます。
たった1回失敗して、音信不通になるなんてことはありませんし、もし1回のミスで絶交されたのだとしたら、今までのマイナスの積み重ねが原因だと思います。
話の聞き方、会話が途切れないトークパターンは、あくまで手段。
大事なことは、その手段を使うことで、女性の心に信頼と安心を感じさせること。それが目的です。
ぜひ、今回の内容を明日から1つずつ、好きな女性に試してみてくださいね。
アマヒコでした。