こんなにあの子が好きなのに、なぜ想いが届かないのだろう?
自分はこれほど好きだと言っているのに、なぜ彼女はそれにこたえてくれないのだろう?
という片思いをしている男性は、必ずこの記事を読んでください。
恋と愛の性質の違いがわからず、恋の始め方、その最初の一歩でとても大きな勘違いをしてしまっている可能性があります。
好きな女性を彼女にしたい。そのために上手に好かれたい、口説きたい、誘いたい、付き合いたいと思う男性は多いと思うんですが、
- 恋と愛の違いとは何か?
- 幸せっていつ感じるのか?
という部分が何もわからず、ただなんとなく、
「今、自分はそう感じているから。」
「今、自分はそう思ったから。」
という理由で、ただ直感を頼りに恋愛をしている男性って、ものすごく多いです。
恋と愛の違いを知らず苦悩する男たち。
恋と愛の違いを知らず苦悩する男性は、いつの時代にもいますよね。
古典を読んでも自分の想いが相手の女性に届かず、苦悩する男性が描かれています。
失恋した男性のアドバイスをしているとわかるんですが、
♂「こんなにあの子が好きなのに、なぜ想いが届かないのだろう?」
と苦悩する男性は、たとえ好きになる女性・相手となる女性が変わっても、毎回毎回この部分で苦悩し、詰まっています。
A子さんにも、想いが届かなかった。B子さんにも、自分がどれだけ好きか伝わらなかった。
きっと自分のこと、誤解してるんだ!自分の本気が伝わっていないんじゃないかな?
・・と勘違いしている。ほぼ同じポイントでミスして詰まっている。
「自分の好意や本気を受け入れてもらえず、どうしていいかわからない」という部分で苦悩している。
自分はこんなに愛しているのに、なぜ受け入れてもらえないのだろう。
彼女のためならなんだってしてあげられる、してあげたいのに、全然相手にしてもらえないと苦しんでいる。
そして、これは、恋と愛の性質の違いがわかっておらず、男性の側が、恋の状態を通り越し、愛してしまっている状態が出来上がってしまっているということ。
まだ付き合ってもいない女性のことを一方的に恋して、もう愛してしまっている状態であること。
わかりやすく言えば、好きになるのが早すぎる、人に対して惚れやすい「恋愛体質」ってことですね。
普通の感性の持ち主であれば、まだ「好きかどうかわからないけど、悪い人じゃないよねー」ぐらいにしか相手のことを見いない段階で、もうとっくに好きになってしまっている。
あの子のためならなんでもできる!!という自己犠牲の精神まで生まれている。
これはもう恋じゃなくて愛だからね。
そしてこのヤバさに、本人がまったく気づいていない。
だから、好きな女性と温度差がありすぎて、どんな会話も、LINEも、誘いも、噛み合わない状態になってしまっている。
そりゃ無視されますよねって話。
もしあなたが、女性に対して「こんなにあの子のことが好きなのに、なぜ想いが届かないのだろう?」と思ったことが過去に1度でもあるならば、恋と愛の性質の違いを意識して恋愛してただきたいと思います。
恋は愛の入り口にしかすぎない。
恋と愛は、その言葉の意味自体がなんだかすごく似ていると感じさせてしまいがち。
混同している方も多いのですが、人の心の状態としては性質がかなり違います。
恋は愛の入り口になりますが、ただそれだけ。
同じものでもない。恋と愛には直接的な関係はないです。
びっくりでしょ?
恋が愛でないと理解する、一番わかりやすいケースはストーカーの場合です。
ストーカーによる一方的な追いかけ行動、狩猟行動、追跡行動が 「愛情だ」と思っている人は、追いかけている本人のみ。
愛情深いなあと思う人はいません。ただのやばいヤツです。
それに恋は常に新規性、ときめきも求められます。賞味期限あります。
人類学者のヘレンフィッシャー氏が「恋はおよそ四年で冷める」と主張したのもそのためです。
もしその時に愛がなければ、別れることになるでしょう。
愛とはそもそも、相手のために無償で何かをしてあげようとすることです。
恋人愛だけじゃなく、家族愛だったり、友人愛だったり、いろんな愛があります。
もしくは、許容し、そばにいて受け止めてあげようとします。
愛があれば、恋する期間は終わっても、離れようとは思いません。
ほんのちょっと違いを考えただけでも、恋と愛、ずいぶんと性質の違うものであるということがわかると思います。
恋愛体質の男性って、入り口である「恋の期間」を、あっという間にすっ飛ばし、
♂「俺が幸せにしてやる!!」
♂「自分といると幸せだと感じさせたい!!」
ということに夢中になって、好きな女性に対して、愛を注ぎたくて、注ぎたくて仕方がなくなっている状態であるということ。
少し、おわかりいただけたと思います。
付き合ってもないのに、愛情を注がれようとしても、女性のほうが困ります。
恋愛における「幸せ」って何か?
そもそも恋愛における幸せって何か?を話しておくと「愛の状況」が充足している気分のことです。
自分の現在の愛の状況を評価した感情が、幸福感です。
例えば、結婚式の新郎新婦は幸福でしょう。
愛の対象があって、その愛が双方向に成立しているからです。
幸福は愛の行動の満足感の高さとも言えるでしょう。
そして幸福感は警戒心を低下させます。
肉体と精神を休息させます。
つまり、あーこの人といると落ち着くー!という感じになるのは、あー幸せー!って思っていることと同じ。
だから、相手の女性があなたといて、落ち着くー!って思ってない状態ならば、
♂「俺が幸せにしてやる!!」
♂「自分といると幸せだと感じさせたい!!」
と、一方的に思っていても、あまり意味がないということになります。
たとえあなたがどれほど相手の女性が好きでも、その女性に対して本気でもあっても、その愛が双方向に成立している状態にならない限り、相手の女性があなたといて幸せを感じることはないんです。
女性が求める恋の始め方とは?
こんなにあの子が好きなのに、なぜ想いが届かないのだろう?と苦悩する男性は、たとえ好きになる女性・相手となる女性が変わっても、毎回毎回この部分で苦悩し、詰まってしまう。
その理由が、おわかりいただけたと思います。
あなたのことが嫌いとかですらない。
合わない、よくわからないということなんです。
女性が求める恋の始め方を知らず、自分の好きという感情だけで突っ走っていることが原因ということ。
じゃあ、女性が男性に求めている恋の始め方って何か?
それは距離感と温度差を、お互いに理解しながら始める恋です。
恋の始め方とはいえないくらい、マナーに沿った、緩やかな始まり方。
それが、女性が求める恋の始め方です。
男性みたいに、いきなりイチャイチャしたいとか思わない。
もし思うとすれば、それは女性があなたのことをすでに好きだからです。
異性である前に、上司と部下とか、先輩と後輩とか、クラスメイトであるとか。
お互いの今の関係性ありきで、あなたと接しています。
なので、あなたが相手の女性のことをどれだけ好きか?どれだけ本気か?という部分でどう動くかを考えるんじゃない。
女性の今の状況を見て「俺はめちゃくちゃ好きだけど、あの子は俺のことまだそんなに好きじゃないよね?」とわかったうえで、距離感と温度差を間違えず対応できるかどうかです。
会話が敬語なら、敬語で話す。
LINEが1回くるなら、1回返す。
相手の女性を好きすぎる男性、恋を通り越して、勝手に愛してしまっているようなヤバい男性は、
敬語で話しかけられているのに、仲良くなりたすぎてタメ口で話そうとするし、LINEが1回きたら3通ぐらい長文を返す。
こういったマナーを無視した、過激なコミュニケーションは、女性の失笑をかっています。
口説いてオトすという、男が積極的に仕掛けていく流れも悪くはないのですが、女性はまず何を求めているか?、ああ、距離感大事だよね、俺の好きってあんまり意味ないよね?って、あなたもまずそこは理解しておくことが大事。
女性が求める恋の始め方=距離感と温度差を間違えず、会話する、LINEする、遊びに行く。これが大事ですね。
こんなにあの子が好きなのに、なぜ想いが届かないのだろう?
自分はこれほど好きだと言っているのに、なぜ彼女はそれにこたえてくれないのだろう?
と悩んでいる男性はぜひ、今回の記事を理解しておいてください。
周囲との人間関係も好転する。
あなたの周囲もいると思うのですが、彼女だけでなく女性陣と、うまくいってる男性って、人間関係全体がうまくいっているように見えませんか?
大勢の友人から慕われていいたり、女性から相談をよくされたり。
それは恋と愛の違いを理解していることで、人に好かれて、親密になるとはこういうことだ。人が人を受け入れるってこういう流れが必要なんだと理解できているから。
だから女性からも男性からも、慕われてモテます。人間関係全体がうまくいっているんです。
恋と愛の違いを知らず苦悩する男性がよくハマる
こんなにあの子が好きなのに、なぜ想いが届かないのだろう?
自分はこれほど好きだと言っているのに、なぜ彼女はそれにこたえてくれないのだろう?
というメンタリティは、そのまま
こんなに仕事をがんばっているのに、なぜ理解されないのだろう?
自分はこれほど好きだと言っているのに、なぜ誰も認めてくれないのだろう?
という欲求不満に「置き換わる」からです。
結果、周囲の人たちに、あなたの魅力が正しく伝わっていないはずです。
今回の内容、恋と愛の違いを理解し、自分の好意や本気を押し通すことが優先の1位ではない!!ということを、あなたがちゃんと理解でき、行動に移せるならば、好きな女性に対してだけ関係性が良くなっていくのではなく、あなたの人間関係、そして人生もより良いものになっていきます。
ぜひ取り入れてみてくださいね。