
今回は、彼氏というポジションを、さりげなく得る方法、いつのまにか彼氏みたいな存在になるアプローチ方法について書きます。
そしてこれは、女性がOKならば彼氏になれますが、男性のほうがどれだけOKでも、女の側があなたを拒否しているうちは、絶対に「彼氏」という存在になりえないという、関係性における【接続方向】の話が背景にあるので、こっちのほうも理解しておいてください。
- 男がNOでも女がOKなら恋人同士になれる。
- 男がOKでも女がNOなら恋人同士にはなれない。
という接続方向の話です。
関係性には接続できる方向・向きがある。
まず先に、関係性の話からしておきます。
ただ好きっていうだけで、恋人になれるなら、苦労はいりませんからね。
恋愛カウンセリングをしていたり、女性誌の取材を受けていたりするといつも感じることなんですが、女たちって「さりげなく」とか「じょじょに」というキーワードが大好きです。
もともと「ゆっくり進む」「ゆっくり味わう」「ゆっくり考える」というメンタリティを持っている性なので、男のような性急さは、あまり目立ちません。
男たちが「彼女が欲しい」と思っているように、もちろん女たちだってすごく彼氏が欲しい。
でも、自分のペースでわかっていきたい、自分のペースで親密になっていきたいといつも思っている。
偶然、このサイトを見つけたあなただけには理解していただきたいことなんですが、彼女がいる男たちは、別に「彼女」という存在を新たに生み出したワケではない。
彼女がいる男たちは、別に「彼女」という関係性をゼロから新たに生み出したワケではない。
ただ気がつけば、その女から「彼氏」と認定されていただけ。
そして男もそれを望んでいただけです。
その女が嫌がらない。 「さりげなさ」を持って、彼氏というポジションを得ただけ なんです。
そして周囲から見たとき、その男は「彼女がいる男」「女を作った」という状態になる。
女が拒否している間は、どれほどその女のことが好きでも絶対に彼氏になりえませんが、女が「あなたが私の彼氏」「未来の旦那さま」と思えば、たとえ男がその女のことを嫌っていても、彼氏になれる。
例えば、「いやいや、俺、彼氏ちゃうからー!!」って全力で否定しても、会社の飲み会とかサークルの飲み会で、好きでもない女から「この人(あなた)、実は彼氏なんです→」とか、名指しで指名されたら、あなたとその女は強制的なまでに公認カップルです。
好きであろうと嫌いであろうと。
女のシャレだったのに、全員からおめでとーとか、マジで言われます。
そしてあっという間に社内やサークル内に拡散します。(ホント迷惑です。)
でもおもしろいことに、その反対のモードは絶対にないんですよね。
「この子、俺の彼女です。え?君や、君のことや(笑)→ 」なんて無責任に名指しで宣言しようものなら、セクハラ・パワハラで訴えられますし、その男のキモさ・怖さがあっという間に社内やサークルに拡散します。(自業自得です。)
これが関係性の接続方向の話。 男女間のこういう逆差別を見て、男女平等じゃないとか、男の純情をバカにするなとか、烈火のごとく怒る男たちが最近なんだか多いんですが(苦笑)、着目してほしいのはそこじゃない。
- 男がNOでも女がOKなら恋人同士になれる。
- 男がOKでも女がNOなら恋人同士にはなれない。
という、関係性の接続方向が見えていますか?ということです。
どうすれば彼女ができるんだろうって悩むんじゃなくて、どうすれば、あの子にとっての「彼氏」というポジションになれるんだろうって部分を、しっかり考えて動いて欲しい。
一見すると同じように聞こえるかも知れないですが、関係性の接続方向がわかっていれば、
- とりあえず誰でもいいから、女という存在「彼女」が欲しいという考え方が、いかに漠然としてゴールのない目標か?(性欲から来る欲求であることが多い。風俗にでも行ってひとヌキすれば収まる。)
- 例えば「総務課のA子の彼氏というポジションを得たい」という考え方のほうがが、どれほど具体的で、かつ女のメンタリティに沿った考え方か?(私がアドバイスしているのはこっち)
考え方を変えるだけで、見えなかったモノに気づけるだけで、今日、自分は何をすればいいか?はっきり見えてきます。
これは、恋愛初心者のあなたにも、女を口説き落すプロたちにも平等に働く恋愛の力学(りきがく)です。
なので、彼女が欲しいー!!という恋愛初心者にありがちな欲求を、なるべく早い段階で「あの子の彼氏のポジションを得るにはどうすればいいのか?」という恋愛戦略に、切り替えてください。
男が本領を発揮するには、具体的なターゲットが必要なんです。
彼氏というポジションを、さりげなく得る方法。
次に、彼氏というポジションをさりげなく得る方法を解説します。
関係性の接続方向を意識してくださいね。
女から、なるべく斬られずに(無視されたり、ディスられたりせずに)女と親密になっていくプロセスには、必ず「さりげなく」というキーワードが必要になっていきます。
「どうなん?俺のこと好きなんか?嫌いなんか?どっちや!?」 みたいな詰め方をされると、実は以前から好きだと思っていた男に対しても、女は好きなんて言えるわけがない。
逆になんとも思っていない男から、こんな決定的な詰め方をされると、生理的に絶対に嫌いなタイプに認定される。
さりげなくとか、じょじょに、という動き方をせず、常に性急なアクションを女に起こしていたら、ずっとNOや無視を喰らうことになるはずです。
男のプライドが何万トンあっても足りません。やるだけムダ。
結局、彼女がいる男たちって、ライバル男とのスペック競争の勝者というワケじゃないですし、女に白黒を問い詰めてYesを強引に導きだした男ではない。
ライバル男と比べたら、ツラも金も仕事も負けていたかもしれない。
でも、その女に斬られずに、その女の彼氏というポジションを得た男たち。それが、その女のイマ彼なんです。
別に、その女にとっての究極の理想像が、今の彼氏というわけじゃないですし(笑)
じゃあ、その男がなんで彼氏というポジションを得られたか? それは、彼氏というポジションを得るために、普段ならその女が「彼氏としかしないようなこと」を、さりげなくその女といっしょにやったから。 これだけです。
さりげなさすぎて、多くの男たちにとって、いったいコレが何の意味があるのか?不安になるかと思いますが、彼氏というポジションを「さりげなく」得ている男たちは、ほぼ全員、これをしています。
- 彼氏のように、LINEやメールで、おはよー、仕事お疲れ〜、上手いカフェ見つけたし今度行くっか?
- 彼氏のように、その女と気兼ねなく接する。緊張したり横柄に接したりしない。対等。
- 彼氏のように、自分が「かわいそう」にならない程度の奉仕はいくらでもする。クルマで送ってあげる。迎えに行ってあげる。俺ってゲタかよって自虐的に笑ったり、荷物を持ってあげたり。
- 彼氏のように、カラダを気遣う、労る。女たちは男と違って一ヶ月間の体調が安定していない。生理もあるので頭痛・腹痛アタリマエ。
- 彼氏のように、誘う。京都大好きって女には「世界遺産の清水寺夜間拝観権が抽選で当たったんだけど行ってみる?」とか、洋楽好きな女には「セリーヌ・ディオン、ドームに来るらしいぞ。チケット取るけど、いる?(笑)」って気軽に誘う。
※ ただし、彼氏ヅラする、偉そうにするって話じゃないですから、注意してください。
断られることなんて彼氏でもある。 こういう「さりげない」積み重ねが、女の想像をモリモリかきたてるんです。
「もしも ◯◯くん(あなた)が彼氏だったら・・・」って。
その女にとってはありえない想像かもしれないし、他に好きな男がいて、本当はその男とこういうことをしたいと思っているのかもしれない。
でも、その女の脳の中 = イメージ占有率は、さりげなく彼氏っぽいことをしてくるあなたの方が多いでしょう?(笑)
LINEにドブ浸かりの思春期世代ならいざしらず、今日び、恋愛適齢期の大人な女たちは、家族や兄妹、友達とだって、そんなに親密なやり取りはしません。
やっぱり、彼氏だけなんですよネ。
親密に心配してくれる相手って。
女たちは関係性が進むほどに、アタリマエのように、あなたに聞いていくるし、あなたに協力を求めてくると思います。
だって、あなたのことを彼氏だと錯覚してくる、勘違いしてくるんですから(笑
女がOKならば彼氏。反対に男がOKでも彼女じゃない。
こういう、関係性における「接続方向」を理解したうえで、さりげなく女にアプローチしてみてください。
- 男がNOでも女がOKなら恋人同士になれる。
- 男がOKでも女がNOなら恋人同士にはなれない。
ですからね!
そして(彼氏ヅラしちゃだめだけど)彼氏だったら・・・と、彼女の妄想を掻き立てる接し方をする。
ぜひ参考になさってください。
ではまた!