
男の社内恋愛では、見た目が良いだけの男より、ちょっとダサい男がモテるという話。
今回は、イケメンよりちょっとダサい男のほうがモテますよ、社内恋愛はラクですよって話をします。
前記事 女性よりも男性の社内恋愛がうまくいかないワケ の続きになります。
社内恋愛は、ちょっとダサい男がモテる。
社内恋愛においては、イケメン社員より、ちょっとダサい男がモテます。
理由は簡単で、社内においては、
- 私事と個性は二の次 = 仕事の成果がそのまま人物評価。
- 中身が伴わないと反感を買う。
だから「ちょっとダサい男」のほうが、目立ちすぎず、評価もまあまあ。
なので、ちょうどいいんです(笑)
上手にドレスダウンして、地味さをあえて出すほうが、社内向けに最適化されていると言えます。
でも、ちょっとダサい男がモテるとか言われても、反論もありますよね?
- イケメン社員のほうがモテてるぞ!
- ブサイクで、不潔な上司は、女たちから嫌われてるぞ!
とか。
でも、これは、正しく現状認識できていないと思います。(厳しくてすいません・汗)
例えば、イケメン社員のほうがモテてるように見えるって部分。
男のルックスの善し悪しが、仕事の評価対象になるような業務に就いているんじゃないとすれば、そのイケメン社員はツラの良さでモテているわけじゃないと思います。
そのイケメン君の人間性、仕事での貢献度、周囲との協調性が魅力となり、結果的にモテているはず。
イケメンだからオールオッケー!イケメンは正義!といえる業種なのかどうか?によりますが、多くの場合、イケメンだから社内恋愛で無双かと言われればNOです。
女たちの目はもっともっと厳しいので、見た目がちょっといいくらいで社内で好印象を持たれるなんてことは、あまりないです。
また、不潔な上司は、女たちから嫌われてるぞについて。
ちょっとダサい男 = 不潔だというのは思い込みだと思うのですが、いかがでしょうか?(苦笑)
スーツの肩口がフケで真っ白だとか、歯を磨いておらず口臭がひどいとか、育ててるかのごとく鼻毛がめちゃくちゃ長いとか。
ダサい男とは、こういう日常的な清潔習慣を怠っているという意味ではありません。
上手にドレスダウンして、地味さをあえて出すほうが、社内向けに最適化されているという話です(苦笑)
これで、なんとなくわかりましたよね?
ちょっとダサい男 = イケメンのマネをせず、不必要なドレスアップをしない。そして誰からも反感を買わない男ということです。
仕事には仕事向けの見た目の「くずし」というか「地味さ」というものがある。
あえてモテようとしていないその地味さが、社内においては大事です。
社内においては、業務が大事ですから、私事と個性は二の次。
コンパに行くようなヘアスタイルで出社して、いつも髪の毛いじっている男なんて、社内じゃ痛すぎて女たちの評価も全く上がりません。
また、見た目、ルックスで目立ちすぎると、同僚と同じアウトプットをしているのに、周囲からは「見た目ばっかりで中身空っぽな男」という評価をもらいやすいです。(これが日本の企業風土)
だから「ちょっとダサい男」のほうが、社内恋愛において、ちょうどいいってこと。
ブランド財布・ブランド名刺入れのような小物程度ならいいですが、ヴィトンやコーチの書類バックは、目立つ分だけ評価を下げやすいので慎重に使いたいところです。
あなたがボーナスをはたいて買った、宝物のブリーフケースを見て「見た目ばっかりで中身空っぽな男」って、ディスるヤツが、必ず出てきます。
上司やライバル、取引先からの嫉妬や反感も買いにくい。
なので特別じゃない日なら、ユニクロや無印良品などの地味な書類バックでいいんじゃないでしょうか?(笑)
社内恋愛においては、ちょっとだけダサいほうを選んでおくほうが、最適化できていると思います。
仕事の成果が伴って、ルックスの良さも武器になる。
でも、「ちょっとダサい男」がいいなんて言われると、
「あこがれのかっこいい先輩はどうなるの?めっちゃモテるし、めっちゃ仕事できるよ!エルメスのブリーフケースがめちゃくちゃキマってるんだけど」って、混乱するかと思います。
これは、仕事の成果が伴うなら、ルックスの良さも問題ないということですね。
社内においては、私事と個性は二の次ですが、これはつまり「仕事がそれなりにデキるなら」ある程度の個性は出せるということです。
上司も同僚も、素直にかっこいいなあ、うらやましいなあと思える。
だって仕事デキるもんね。文句ねえよって感じ(笑)
これがわからず(仕事もろくにできない、貢献もしていないのに)雑誌のモデルの完全コピー=ブランドスーツやブランドバックフル装備で出社しても、何やってんのオマエって扱いを、周囲から受けると思います。
つまり、社内や職場に対して、ぜんぜん自分を最適化できていない。
たぶん、社内恋愛以前の問題だと思います。
みんな口にこそ出しませんが、仕事での成果を出す前に目立つと「コイツ、残業もろくにしない定時上がりのくせに、ブランドバックかよ!」「この男、金銭感覚、大丈夫?ホスト気分??」とか、評価は厳しめだと思います。
また、「かっこつけれる身分かよ!」「ほんと、残業や休出しろよな」と、あえてディスる上司が必ずいます。それが大人の世界です。
ただし、そう言わせないだけの実力があれば、誰も文句は言いませんけど。
やはりここでも「ちょっとダサい男」のほうが、周囲からの評価もそんなに否定的じゃないし、地味な方が目立たないからマイナス評価されていないし、結果的に社内恋愛においても、ちょうどいい=最適化できていると言えます。
たぶん、配属されたばかりの派遣女子(時給)とか、新入社員女子には「すごーい!!○○さん(あなた)って、服とかカバンとかかっこいいですね!!」とか言われて、ちょっとモテるとは思いますが、少し仕事の事情がわかってきている女子社員、仕事を覚えて貢献できている派遣女子たちからは、ありえない・仕事しろ・チャラ男とか普通に思われています。
え?なんで言い切れるかって?
それが日本のサラリーマン社会の普通感覚だからです。(独立したり起業したり出世してから、好きにカバンを選んでください・笑)。
こんな社内評価のままで、女を誘っても、絶対に上手くいくわけないわーって話です。大丈夫ですよね?(笑)
大学生じゃないんだから。勝ち方・戦い方がそもそも違う。
ただ見た目の良さを追求すれば、それがそのままカッコイイという評価に転換されない。
中身や成果が伴ってますか?って部分を、常に常に見られてます。
これが社内恋愛、社内の人間関係の面白さでもあり、残酷さでもある。
ちょっとまとめますけど、
- イケメン気取って、ドレスアップが過ぎる男は苦戦する。
- でも、仕事に向けて最適化できている=上手にドレスダウンできている「ちょっとダサい男」のほうが、反感を買わないので、有利に戦える。
これってつまり、すべての男たちに恋愛成功のチャンスがあるってことですからね。
悲観しないでください(笑)
日本の企業風土は地味だ、閉鎖的だと責めても仕方がない。
どこまで合わせ込めるか?環境に適応するか?が、大事だと思います。
特に、上司が持っているのよりも、良い製品は持たないほうがいいと思いますよ。いろんな意味で(笑)
冬のボーナスで、ブランドバックを買おうとか、ブランド時計を買おうとしていたならば、もう一度、社内恋愛における戦略を立ててみてください。
その重課金、もしかして無駄金じゃないか? 本当に意味ある出費なのか? 生かせる投資かな? って。(笑)
社内恋愛では「ちょっとダサい男」でもなんとかモテるんですよって話じゃなくて、「ちょっとダサい男」が一番有利、マイナスを食らわないという話です。
それでは!